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子どものこと心のこと

学校などでのトラブルを考えてみる≪Vol.12≫

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子どものこと

 修学旅行シーズンですね❗
 先日修学旅行先で児童同士のケンカがあったという話を聞いたので、思いついたことを書こうと思います。

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反省って何?

 子どもが友達を叩いた!とか、他人のものを壊した!などのトラブル、子育て中には良くあることだと思います。その都度、相手に対して子どもに謝らせ、親も謝って、後で言い聞かせるというご家庭が多いのではないかと思います。

 保育・幼稚園や小学校でのこう言ったトラブルを教師や保護者が介入する場合、

『○○ちゃんが悪くて▢▢ちゃんは悪くない!』

などという善悪のみでの判断と対処(謝罪反省させる)をしている所がほとんどではないかと思います。
時間的な制約などから、それで済まさなければいけないこともしょうがないかも知れないのですが、実はこれでは解決しないだけではなく、そのうちその対処が原因でいじめが起こったりする事も有り得るのです。

 やった事が良い事か悪い事かを教えていくのは大切ではあるけれど、それ以外に、お互いの立場を客観視して、そういう行動に至ったことに思いを馳せたり、周りがどうすれば違った結果になったのかみんなで考えたり、何に対して謝っているのかよく考えてみたり、謝ってもらってもスッキリしない事を感じてみたり、自分もしてしまう可能性を考えたり、、実はたくさんの生きた教材が詰まった出来事なんですね。なので、ぜひ子どもたちと時間をとって、ゆっくり話し合う機会を作って欲しいと思います。
 決して間違ったことをした子(親を含む)を排除しないように。

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反省と謝罪を考えてみる

謝罪とは

罪やあやまちをわびること。

広辞苑

とあります。『ごめんなさい』ということですよね。

 つまり、謝罪とは被害を被った人に詫びることではありますが、反省しているか否かは関係ないんです❗❗
【謝罪のポーズだけ取っておけばいい】ということも十分にあり得るわけです。(こういった話はよく聞きます)
 このような態度を大人が容認することの子どもへの影響、考えていった方がいいに決まってますよね。
 また、加害の子が家に帰って、親に叱られて泣いて謝るというのも、おかしいのです。だれに何を謝っているのでしょう?

一方。。。

反省とは

自分の行いをかえりみること。

自分の過去の行為について考察し、批判的な評価を加えること。

広辞苑

とあります。 

 こちらは自分のやってしまったことの後悔が必ず含まれています。ただ、間違ったことをしてしまったことを後悔しているのか、バレてしまったことを後悔しているのか、しっかり話し合う必要が出てきます。

実際の場面で

 たとえば未就学児だと、友達をたたいてしまった直後に『コラ!○○ちゃんに謝りなさい!』と咄嗟に言いますよね。これを言わないと『あのお母さんナニ???』と言われかねませんし。。。それはいいと思うのです。

 しかしこの時、もしかしたら子どもが悪いとまだ認識できていないうちから、謝らせているかもしれないのです。そういう教育をしてしまっている、それがまかり通っていて、社会的に良しとされている、ということを理解しておく必要があると思います。
 ではどうすればいいのか。相手(被害者)への配慮としての謝罪と、本当に反省した後の謝罪、言い換えれば、“詫びること” と “許しを請う” こと、このふたつをぜひ、子どもに説明してあげてほしいと思います。
 そのためには、冒頭に行った、客観的にどうしてそういうことになってしまったのか振り返りながら考えることが不可欠です。この時、親御さんは決して叱りながらやらないようにしてください。この時は “悪いことをした人の態度” でなくてもいいことを徹底してほしいと思います。

そして一番大切なこととは、、

 反省させてはいけないということです。え!?どゆこと!?

 ここまでどうしてそうなったのか、ゆったりと話ができたと仮定します。そうやって落ち着いて話をすると、自然に自分の過ちが分かり、後悔し、反省するはずなのです。反省は主体的でないと意味がありません。『反省しなさい!!!』という言葉は、子どもの心の事実に矛盾しているのです。暴力の否定と、なんで叩いちゃったのかの理由の否定は違うということ。暴力以外で解決する方法を一緒に考えていきたいですね。

 謝ることと反省することはこのような差があるのです。ぜひ格好の生きた教材にしてほしいと願います。

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