心のこと、子どもたちのこと、日常のこと、気づいたことなどを綴っていこうと思います!
まずは第1回目のブログを書くにあたり、いや、1回目って逆に題材難しいな。。などと思いつつ、私が常に思っていることとかにしてみるか!という軽いノリにしたつもりがちょっとヘヴィーになっちゃった気もしてます…
自分のことを言葉にしてみて
さて、できるだけ毎日書くぞ!(多分それはすぐに挫折。。)と息巻いてブログを書き始めます。
今ホームページを必死に作っていまして。
プロフィールをがっつり書いてみたのですが、こんな風に自分の半生を振り返るのも新鮮でしたね。
これ、数年ごとにやってもいいかもしれないですね。俯瞰できます。
生きづらさって何?
で、プロフィールを書いていて、私の子ども~若かりし時期って、生きづらさそのものだったなぁと改めて感じました。もちろん、こんなものまだまだ甘いと思われる方も多いでしょうけどね。
生きづらさって、痛みみたいなものなんですよね。寝込むほどでもないけど不快な感覚がずっと残る鈍い痛み。程度の差はあれど。
痛いと楽しくないし、自分の能力だって思い切り発揮できない。頭痛い時に頭痛薬飲んで、知らない内に本当に治ってたみたいなもの(例えって取り方によっては微妙になるかもしれない笑)で、痛みさえ抑えられてたら、結構自分らしくいられるものじゃないですか?
そういう、人が感じている、あるいは意識できていない痛みを取るようなことをしたくて、心理カウンセラーという職業についていると言っていいかなと思っています。
そしてそれは、『人様の痛みを取り去ること』という目的と同時に、それによって『自分の痛みも見つめ直し癒していく』ということ。これらはセットなのではないかと思うようになったわけです。正しく、偽善とエゴの合体!はちょっと言い過ぎでしょうが、これこそ陰陽、対であるべきものなのかなと思っています。
痛みは見えない棘から
その痛みとは、直接のお悩み案件ではないことの方が多い印象です。
お悩みを掘り下げるうちに見えてくる、その方独自の課題のようなもの。長く刺さったまんまの棘のようなもの。(これを広島弁で“すいばり”といいます)
これが刺さっていることすら気づかず、なんか心が晴れないと思いながらも、気にしないふりをして生活されている方は本当に多いと感じています。
しかもその棘が1本の人もいれば、10本の人もいる。すべてが繋がっていることも珍しくない。そんな印象です。
だからと言って忠告しません
まさか自分にそんなものが刺さっているとは露ほども思っていない人は本当にたくさんいます。
しかしそれを、「あなた、こんなヤバそうなトゲ刺さってますよ??」と、寝ている子を起こすようなことをしようとは、私はこれっぽっちも思っていません。また、してはいけないことだと思っています。
これは、相談者様が自分の心を振り返る作業をされている過程で、意図せず気づいていかれる感じなのです。また、そうでないと意味のないもので、助言(介入)することは、ひどく悪影響を及ぼすことになりかねません。
カウンセリングというものに出会わなければ、その棘は違ったところで見つけられることなのかもしれません。
また、一生見つけないで、それでも特に問題なく過ごされるのかもしれません。
カウンセリングの先にあるもの
棘はここに!抜きますよ!!と他者が介入するものではないと書きました。
ですが、ご自分の中にある棘を見つけて取り去ることができ、その爽快感を感じた方というのは、一様に意識の変容が見られます。
それはよく、【今までずっと、空に1枚のベールがかかってたんだ、今のこれが本当の空なんだ!空ってこんなに晴れてるんだ!】という感じだと表現されます。
なんだかワクワクするような感想ですよね。これに似たような感想を持たれる方はとても多いです。
たまらない感覚
このような状態にすぐなれるのかというと、そうではないことの方が多いのかもしれません。
時がだいぶたった後で、あの頃から気持ちが楽になったのかもしれないと気づかれる方もまたいらっしゃいます。
そういうことを語ってくださったクライエント様のお顔つきを見る時というのは、私は静かながら、しかし内面で鳥肌が立つほど、大きく大きく感動しています。
人は生きている限り、必ず “良い方向に進もう” と思っているものです。意識しているかしていないかに関わらず。
そんなみなさんの人生の軌跡に伴走するカウンセラーでありたいと思います。
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